スイスのハーブキャンディーといえばリコラ (Ricola) です。
日本にも輸入販売されていて、海外のお菓子が販売されているお店(カルディやソニープラザなど)で購入でいますが、オリジナル味(黄色いパッケージ)と他数種類しか見たことがありません。
しかし、本場のスイスではスーパーや薬局など、レジの近くに必ず小さいパッケージのものがずらっとたくさんの種類が並べてありますし、お菓子コーナーには大きいパッケージのものが販売されています。
ハーブ好きにはたまらない、たくさんの種類のハーブの味がありますのでブログで紹介します。
喉の荒れにかなり効果抜群なので、おすすめです。日本にも輸入してくれないかなぁ…。
スイスでお馴染みのリコラは、のどの荒れに効果抜群!
私がはじめてリコラを手に取ったのは、仕事でスイスに添乗に行く機会があったからでした。仕事がら大きな声で話さなければいけない機会が多く、また乾燥もしているので、渡航のたびにのどを痛めてしまっていました。
そんな時に救世主となったのがリコラのハーブキャンディーです。
最初はのど飴という意識がなく味とパッケージが気に入って手に取っただけだったのですが、
添乗中に声を出すのもしんどいくらいガサガサだった喉が、リコラをなめることで「あれ・・・のどが良くなっている」と改善を実感するので、毎回欠かさず購入するようになりました。
その後、ハーブを勉強することになりこのブログを立ち上げたのですが、
ハーブの自然由来の成分に含まれる「抗菌・鎮痛・鎮静などの薬効」を考えると、リコラのハーブキャンディーの効果には頷けるものがあると感じました。
スイスのRocolaのポリシーは「アルプスの山々で育てられた薬用ハーブだけを原料にすること」です。アルプスの恵みをたっぷりと受けて育ったハーブが使われています。
リコラの種類とおすすめ
では、早速、リコラのハーブキャンディーの種類とおすすめを紹介します。期間限定の味もあるので、毎回スイスに行くたびに楽しみにしています(スイスだけでなくヨーロッパ各地で売られています)
全部天然のハーブで作られた優しい味わいなので、のど飴が苦手なひとにもおすすめです。舌に残ってイガイガするような感じが全くありません。
ザ・オリジナル
まずは一番ベーシックなオリジナル味のリコラです。
リコラの秘伝のハーブエキスは13種類のハーブを調合して作られているそうです。ハーブ独特のややクセのある味ですが、なめているうちにハマってしまうひと多数です。
スピードウェル、マシュマロプラント、レディースマントル、エルダーフラワー、マロー、ペパーミント、セージ、ヤロー、
タイム、カウスリップ、プランテイン、ホアハンド、バーネット
(※参照元:リコラの公式ホームページ)
アマゾンに在庫がありました!
レモンミント
レモンミント味です。
オリジナルの13種類のハーブエキスのキャンディーに、レモンバームが加えられた味です。オリジナルよりもレモンバームが加わることで、より万人受けする味だと思いました。
レモンバームは、花にミツバチがよく集まることから、ラテン語で「メリッサ(ミツバチ)」という意味です。葉っぱからは、強いレモンの香りがします。
グレッシャー・ミント
個人的に一番気に入っている味です。爽やかでクセも少ないので、食べやすいです(そしてシュガーフリー!)
氷河の爽快感をイメージして「ペパーミント」が加えられているそうです。
ペパーミントは、アルプスのヴァリス州(4000m級のアルプスの山が集結している山岳地帯)の氷河が育んだ、肥沃な土壌で育てられたものを使用していると公式ページに記載がありました。
エルダーフラワー
オリジナルのハーブキャンディーに、エルダーフラワーが加えられました。
この味はまだ食べたことがないのですが、ハーブティーでエルダーフラワーの優しい甘い香りのファンになったので試してみたいです。
エルダーフラワーの花は「マスカット」に似た甘い香りがすると言われています。
また、昔貧しかった人々があらゆる病気に効くと利用していたこともあり「庶民の薬箱」と呼ばれていたこともあるそうですよ。
アマゾンには現在取り扱いがありませんでした。
アルパインセージ
昨年、スイスに行った時にセージ味に出会いました。
どんな味なんだろう…と恐る恐る食べてみましたが、クセのあるスパイシーな味で、気に入る人とそうでない人と分かれるかもしれません。
個人的にハーブのセージは、クセのあるエグみがちょっと苦手です。でも全然食べられる味ですし、体にも良いので、ぜひ試してみてください!
アマゾンには現在取り扱いがありませんでした。
クランベリーハーブ(シュガーフリー)
クランベリーが加えられて、シュガーフリーですが甘くて食べやすい味です!
まとめ:まだまだたくさん種類があるので要チェック!
現地には、まだまだたくさん種類があるので、スイスやヨーロッパに訪問する機会があればぜひチェックしてみてください。
日本では馴染みの薄いハーブがたくさん使われているところは、ヨーロッパならではですね。徐々にハーブも日本に浸透しつつあるので、ハーブキャンディーの種類がもっと増えればいいなと思いました。
上には書きませんでしたが、オレンジミントやアップルミントのフレーバーもありましたね。オレンジミントもお気に入りでした
スイスアルプス旅手帖ブログはこちら